今日から13日(日)まで、キタカラ(KITAcolor)、JR稚内駅グランドオープンを記念しキタカラ内1階アトリウムを会場に「工藤裕之『追憶の鉄路』写真展&イマイカツミ『北海道の駅舎』原画展」が開催されています。
工藤さんの作品は北海道の廃止ローカル線を撮り続けた写真の中から天北線を中心とする32点の写真を、イマイさんは、これまで描き続けてきた北海道の旅客駅の作品の中から宗谷本線を中心とする28点の原画が展示されています。
13日(日)まで、毎日午前10時から午後5時まで展示をしていますので、お時間を見つけてキタカラへ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
写真家の工藤裕之さん。
1968年、東京都生まれ。1990年、自費出版で北海道の鉄道写真集『眩光の瞬間』を出版する(共著)。1992年、明治大学商学部卒業後、写真家としての活動を本格的に始める。雑誌や出版物などの取材撮影・執筆を国内・海外で行いながら、北北海道(道北)・北欧・サハリン(ロシア)を撮り続けている。2002年、道北写真詩集『時∞空~space∞time~』(新風舎刊)を出版(絶版)。写真展を開催する他に、写真撮影の講師や講演活動も行っている。現在、「稚内市歴史・まち研究会」会員として稚内市の観光・文化財保護活動、雑誌『Discover Japan』(枻出版社)において各地の地域活動化に携わっている。日本写真協会(JPS)会員。埼玉県在住。
工藤さんのコーナー。
北海道廃止ローカル線写真集『追憶の鉄路』」の表紙にも採用されている声問駅
画家のイマイカツミさん。
1975年(昭和50年)大阪府生まれ。成蹊大学文学部日本文学科卒業。1998年、角川書店入社。雑誌事業部『週刊ザテレビジョン編集部』勤務。翌年、「絵描きになります」と言って退社。2001年、JAふらの農作業ヘルパーとして富良野へ。2003年10カ月がかりで世界一周スケッチ旅行。2006年、3度目のポルトガル旅行。同年8月、初の個展「ポルトガル展」(富良野市立図書館)。2009年5月 『農村へ出かけよう』(林美香子著 寿郎社刊)カバー絵、挿画担当。7月『イマイカツミ探訪画集2 大地のうた 富良野』を出版。2010年1月朝日新聞紙上にて「駅舎 旅 スケッチ」連スタート。4月北海道アルバイト情報社ウェブサイト「いいね!農スタイル」内にて「半農半画家イマイカツミやればできる(はず)日記」 隔月連載スタート。5月富良野市立図書館、6月ジュンク堂書店札幌店2Fにて「革命島の現在 キューバ」展にて林美香子氏とトークショー。2011年8月『北海道の駅舎(上)』(寿郎社)出版。10月富良野市の姉妹都市・オーストリア・シュラートミンク市を中心とした絵描き取材旅行。(2012年『北海道の駅舎(下)』出版予定。北海道富良野市在住。
イマイさんが、2010年6月19日に描いた旧JR稚内駅。この頃は、キタカラが第一期完成部分の映画館、バスターミナルが開業した1週間後です。